要注意フレーズ
「必ず慰謝料が増える」「勝訴確実」「全額無料」「最短期間で解決」など、結果を約束する言葉は要注意です。こうした表現は実現不可能な約束にあたり、Googleの広告ポリシーでも重大な違反として扱われるリスクがあります。「確実」「絶対」といった断定語にも同じ注意が必要です。「無料相談」だけを強調し、具体的な相談内容や費用の説明が乏しい広告も注意が必要です。広告の言葉よりも、そこで語られる情報の裏付けを確かめる姿勢が大切です。
なぜ危険か
事故の賠償額は、過失割合や後遺障害の程度、証拠の有無など個別の事情に依存します。同じ事故の状況でも結論は変わるため、事前に結果を約束できる専門家はいません。過失割合や後遺障害は調査結果によって変わる可能性があり、個別事情を無視した「必ず」は専門的な説明とは言えません。結果保証を掲げる広告は裏付けが乏しい可能性が高く、信頼性の判断材料にはなりません。むしろ、根拠を示しながら説明する姿勢に注目すべきです。
確認すべき3点
- 所属の確認:弁護士の所属弁護士会や登録状況を公式サイトで確認しましょう(執筆時点で日本弁護士連合会・各弁護士会の公式ページで確認できます)。
- 説明の具体性:相談時に、証拠や事実に基づく説明をしてくれるか、断言だけに終始しないかを確かめます。
- 費用の透明性:着手金・報酬金などの費用体系を書面で説明してくれるかも判断材料です。書面での提示がない場合、後から想定外の費用を求められる懸念があります。確認は遠慮せず、率直に質問しましょう。
現実的な進め方
広告だけで決めず、複数の事務所に相談するのが現実的です。自分の事故の状況を説明し、調査・交渉の進め方、想定される論点、費用の内訳を具体的に聞いて比較しましょう。結果保証を強調する事務所よりも、プロセスを丁寧に説明する事務所の方が信頼できる傾向があります。費用面で不安があれば、依頼前に必ず書面で確認してください。
まとめ
「必ず」「確実」といった言葉は、依頼先選びの注意サインとして捉えましょう。本稿は一般情報であり、法的助言ではありません。慰謝料額や費用の具体的数値は本調査では未検証のため、公的資料での確認をおすすめします。焦らず複数の相談窓口を活用し、説明の質で判断してください。