頭痛ダイアリーで記録する5つのポイント
受診前に必要なのは、正確な自己診断ではありません。医師の問診で確認されやすい項目を、頭痛が起きたその場で短く記録しておくことです。次の5つを目安にしましょう。
- 始まった時刻(「朝起きたとき」など)
- 痛む場所(こめかみ、後頭部、目の奥など)
- 痛みの性質(ズキズキ、重い、締めつけられるなど)
- 伴う症状(吐き気、光がまぶしい、めまいなど)
- 頻度と持続時間(週に何回、1回何時間続くか)
飲んだ薬や量も添えておくと、薬剤師との相談で役立ちます。痛みの強さを10段階で記すのもおすすめです。数字なら後から振り返りやすく、変化にも気づきやすくなります。痛みが治まった時刻も書けると、持続時間が分かりやすくなります。受診を決めた日からではなく、思い立った今日から始められます。
続けるコツ
まずは1回の記録から、気軽に始めましょう。痛みが強い最中に長文を書くのは難しいものです。スマホのメモアプリに「14時、こめかみ、ズキズキ」と一言残すだけでも十分です。記入欄をあらかじめ作ったテンプレートなら、当てはめるだけで負担が減ります。夜中や外出先でも、スマホならその場で記録できます。痛みが始まった時点では時刻だけメモし、詳しい内容は落ち着いてから書き足すのもおすすめです。記録がたまると、自分の頭痛の傾向が見えてきます。完璧を目指さず、続けられる形を選びましょう。
医師・薬剤師への伝え方
受診時は、記録をそのまま医師に見せてください。聞かれた項目に答えれば十分で、記憶を頼りに話す必要はありません。受診時に記録を渡す際は、日付順にまとめておくと見やすくなります。市販薬で済ませるか迷う場合も、薬剤師に同じ記録を見せて相談できます。分からない点は、その場で質問して構いません。普段の生活への影響(仕事や睡眠がどれくらい妨げられたか)も書いておくと、より伝わりやすくなります。
注意:自己判断せず医療機関へ
本記事は診断や治療の代替ではありません。記録はあくまで準備のための手段です。症状が強い場合や急に変化した場合は、迷わず医療機関へ相談してください。自己診断や自己治療は避けましょう。市販薬の使用についても、薬剤師や医師に相談してから判断しましょう。受診の目安や症状の詳しい解説は、公的な医療情報やかかりつけ医に確認してください。