なぜ「合格保証」は信頼にならないか
学校の選考は学校側、ビザ審査は入管当局が行うもので、どちらも代理店の管理外です。Googleの広告コンプライアンス基準では、「合格を約束すること」「自社の管理外にある具体的な約束」は重大違反の典型例として明記されています。さらに、広告や外部リンク先に存在しない特典を約束する誘導もポリシー違反です。管理外の結果を「保証」する言葉は、広告審査上もリスクが高いといえます。なお、留学サービス全般が禁止されているわけではなく、禁止されるのは合格保証や欺瞞的宣伝など特定の表現・行為に限られます。
広告表現を検証する3つのチェック
1点目、約束が具体的で、学校や審査側の決定に依存していないか。「合格率90%以上」など根拠不明の数字は、契約前に出典を尋ねましょう。2点目、書類の「代行作成」を持ちかけていないか。偽造パスポート・卒業証明書の作成を促す内容や、代筆・代行試験の宣伝は「不正行為の助長」として掲載できません。3点目、実績の出典が示されているか。虚偽・不実・欺瞞的な情報での宣伝は「欺瞞的行為」として禁止され、出典のない数字は判断材料になりません。言葉自体が一律に禁止されるのではなく、管理外の結果を約束する点が問題です。
危険な表現と信頼できる説明の対比
| 比較軸 | 危険な広告表現の例 | 信頼できる説明の例 |
|---|
| 約束の内容 | 「合格保証」「必ずビザ取得」 | 「選考は学校が行います。出願書類の準備をサポートします」 |
| 書類サポート | 「書類はこちらで作成・代行します」 | 「原本の準備と内容確認を支援します」 |
| 実績の提示 | 根拠不明の「合格率90%以上」 | 過去の出願実績・合格校名を資料で開示 |
左列は管理外の結果や不正書類を想起させる表現で、右列は代理店の役割を管理範囲に限定した説明です。左列のような言葉を見たら、契約前に書面での根拠確認を求めましょう。
契約前の確認と相談先
契約前には、約束の根拠、実績の出典、書面化の有無の3点を確認してください。口頭だけで書面に明記できない約束は信用しないのが安全です。なお、本記事は法律・ビザ手続きの専門家による助言ではなく、日本の規制・罰則の解釈は未検証です。費用や合格率などの数値も根拠が確認できないため掲載していません。個別の契約判断は、消費者相談窓口や専門家へ相談してください。