なぜ「入学保証」は疑うべきか
入学の可否を最終的に決めるのは大学側であり、エージェントは入学を保証できる立場にない。代理店の役割は出願書類の準備や手続きの支援までで、審査結果は大学が判断する。GoogleのAFSコンプライアンス資料では「入学を約束する」ことが実現不可能な約束の重大違反例として明示されており、「審査なしで入学」のような管理外の具体的な約束や身元の虚偽表示も重大違反とされる。さらに広告ポリシーでは、誤解を招く記述や虚偽・不実・欺瞞的な情報による宣伝も禁止されている。「合格確約」はこうした基準の上でも成立しにくい表現であり、保証を強調するほど契約後に説明とのずれが生じやすい。
合格率・成功実績の見分け方
提示された合格率や成功率は、誰が・どのように・いつ集計したのか、集計期間や合格の定義も含めて必ず尋ねたい。回答が曖昧なら、独立した第三者による検証を受けていない数字の可能性が高い。広告上も、ランディングページに存在しない商品・サービス・特典を約束する表示は禁止されており、「実績多数」だけの表現には根拠資料の提示を求め、説明と実態の一致を書面で確認しよう。無料相談と称して契約を急かす場面では特に注意したい。
契約前に確認すべきこと
会社概要・運営者・連絡先などの事業者情報が正確か確認しよう。Googleに提供する情報は正確かつ完全で、誤解を招く省略があってはならないという基準も参考になる。費用の内訳・提供範囲・キャンセル条件の明示も確認し、口頭の説明に頼りすぎない。代理店の説明は必ず大学の公式サイトや公式機関の情報と突き合わせ、不明点は文書で回答を求める。パスポートや卒業証明書などの偽造文書の作成・販売を促す内容も広告ポリシー上禁止されており、書類の取得方法に不自然な助言があれば利用を見送る判断も有効だ。不安が残る場合は法律・契約の専門家への相談も選択肢だ。契約はすべての確認が済んでからでよい。
まとめ
「合格保証」の文言に出合ったらまず疑い、大学の公式情報と照らし合わせよう。数字や約束の根拠を尋ね、説明と実態の一致を確認することが契約後のトラブルを防ぐ第一歩だ。本記事は一般的な情報提供であり、特定サービスの評価や保証を行うものではない。