なぜ「入学保証」は危険なのか
入学の合否を決めるのは大学などの教育機関であり、留学サービス業者が「入学を保証」することは、業者の管理外の約束になり得る。Googleの広告ポリシーでも「入学を約束する」ことは実現不能な約束の具体例として重大違反に位置づけられ、重大違反1回はストライク1回として扱われる。「大学院教育は手頃な価格に!」のような曖昧な約束も通常違反として扱われ、通常違反5回でストライク1回になる。
契約前に確認したい4つのポイント
- 表現の具体性:「入学保証」でなく、書類添削や面接対策など支援範囲が明示されているか
- 事業者情報:会社名・担当者・相談プロセスが開示されているか(身元の偽装・隠蔽は誤解を招く記述)
- 提携表示:実在しない大学との提携・認可を示す表現がないか
- 費用と条件:料金・キャンセル条件が書面で確認できるか。ページにない特典を約束する広告は禁止
比較表:要注意な表現と信頼できる対応
| 比較項目 | 要注意な表現(リスク例) | 信頼できる対応 |
|---|
| 入学保証 | 「入学保証」「100%合格」等の実現不能な約束 | 書類添削・面接対策など支援範囲を具体的に明示 |
| 費用 | 「無料」「現金還元」等の曖昧な特典の約束 | 料金体系・キャンセル条件を契約前に書面で開示 |
| 実績・提携 | 実在しない大学との提携表示や誇張した実績 | 公式サイト等で確認できる事実に基づく情報提供 |
| 事業者情報 | 身元・目的の偽装や隠蔽 | 会社情報・担当者・相談プロセスを明示 |
左の列は広告ポリシー上の違反例に相当する表現で、右の列は確認できる対応です。曖昧な約束や誇張表現が多い業者ほど、契約後にトラブルになるリスクが高いと考えましょう。
相談・契約前の進め方
まず複数社に資料請求をし、無料相談で「入学保証」の根拠や料金・キャンセル条件を直接質問する。契約前には、支援範囲・担当者・連絡手段・キャンセル時の返金条件を書面で確認するのが基本だ。偽の卒業証明書や学位証の作成を促す業者は論外で、こうした内容は広告掲載が認められない。特定の「保証」をうたう業者より、できないことを明確に説明する業者の方が信頼に値する。
まとめ
本記事は情報提供を目的としており、特定業者の評価や法律相談ではない。Googleのポリシーや規制は変更されるため、最新の公式情報で再確認し、出願や契約の判断は大学窓口や留学カウンセラーなど専門家へ相談してほしい。