頭痛のタイプを知る(一般情報)
働きながら繰り返す頭痛に悩み、市販薬で様子を見るか受診するか迷う方は少なくありません。まず自分の痛みを言葉にしてみましょう。頭痛のタイプは一般的な傾向として次のように整理できます。診断基準ではなく参考情報です。なお、頭痛のタイプは一つとは限らず、複数の特徴が重なる場合もあります。
| タイプ(一般情報) | 発作の様子 | 痛みの性質 | 多い部位 | 併せて起こりやすい症状(参考) |
|---|
| 片頭痛 | 繰り返し起こり数時間から数日続く | ズキズキする拍動性の痛み | 片側に多い | 吐き気・光や音に敏感 |
| 緊張型頭痛 | 持続的で圧迫される感じ | 締め付けられる鈍い痛み | 両側・後頭部・首 | 肩こり・疲労感 |
| 群発頭痛 | 短時間に強く起こる | 非常に強い痛み | 片側の目の周り | 涙・鼻づまり |
同じ頭痛でも症状は人によって異なります。痛みの説明に迷ったときの参考にしてください。
市販薬を選ぶ前に確認すること
市販の痛み止めを選ぶ際は、年齢・既往歴・妊娠や授乳の有無・服用中の他の薬を必ず確認しましょう。併用中の薬や持病がある場合は特に注意が必要です。使用上の注意は必ず説明書で確認しましょう。迷ったら薬剤師に相談を。本記事では特定の商品や成分を推奨しません。
受診を考える目安(一般情報)
次のような場合は早めに医師へ相談することをおすすめします。一般的な参考であり診断の基準ではありません。該当しなくても気になる症状があれば遠慮なく相談してください。
- 突然起こる激しい痛み
- 発熱・吐き気・手足のしびれなどを伴う
- 頭を打った後に始まった
- 薬を飲んでも改善しない
- これまでと違う痛みで悪化している
症状が長引く場合は早めの受診を検討してください。
受診前に:頭痛ダイアリーを記録
発症した日時・持続時間・痛みの性質・誘因・併せて起こる症状をメモしておくと、医師に伝えやすくなります。スマホのメモで十分です。数回分をまとめて持参すると診察がスムーズになります。記録を続けると傾向が見えてきます。
最後に
本記事は一般情報であり、医療アドバイスや自己診断、医師の診察の代わりにはなりません。情報には地域差や時間的な変更があり得ます。頭痛は我慢するものではありません。判断に迷う場合は医師または薬剤師にご相談ください。詳細は日本頭痛学会や厚生労働省などの公的機関の案内をご参照ください。