依頼前に確認したい3つのポイント
契約前に押さえたい3つのポイントは、次のとおりです。
①資格・登録の確認 税理士は資格と登録を経て業務を行う専門家です。その業務は税務代理・書類作成・税務相談に大別されます。依頼する事務所の担当者が税理士の資格を持ち、登録されているかを確認することは、専門家選定の基本です。登録の有無は事務所に直接確認するのが確実です。代理申告や書類作成を任せられるかを見極める最初の確認項目になります。
②費用と業務範囲の契約確認 税理士の費用は月額報酬・着手金・成功報酬など複数の体系があり、事務所によって異なります。経理代行・決算・申告・税務相談など、どの業務までが費用に含まれるかを書面で確認しましょう。口頭だけの約束は後で認識のズレを生みやすいため、契約書に業務範囲と費用を明記してもらうことが大切です。
③担当者との相性・体制確認 長く付き合う相手だからこそ、担当者が変わりにくいか、質問に誠実に答えてくれるかを確認したいところです。初回相談の印象だけでなく、問い合わせへの返答の早さや説明の分かりやすさも、事務所選びの判断材料になります。小さな法人や個人事業主の場合は、担当者と直接やり取りできるかも重要なポイントです。
初回相談で伝える内容と準備物
初回相談では、決算書・帳簿・これまでの申告状況に加え、事業の内容や売上の規模を整理して伝えましょう。あわせて、経理で困っていることや相談したい課題を箇条書きでメモしておくと、限られた相談時間を有効に使えます。質問したい項目をリスト化しておくと、聞き忘れも防げます。分からない点は遠慮なく質問し、安心して任せられるかを確かめましょう。
注意点とまとめ
「必ず節税できる」「確実に還付される」など、成果を保証するような表現には注意が必要です。こうした言い回しは税務の不確実性を無視している可能性があります。事務所ごとに得意分野や体制は異なるため、まずは複数の事務所に相談し、比較してから判断するのがおすすめです。個別の税務判断は、依頼先の税理士に相談して進めましょう。自分に合う事務所を見つけて、経理や申告の不安を解消しましょう。